【住宅購入】私の年収で払える!?ほしいマンション・戸建てにかかる総費用のシミュレーション -結果の見方編-

はじめに

シミュレーションを行った後に出力された結果の見方について説明します。まだシミュレーションしていない人はこちらから。

※ このシミュレーターはある一定の前提のもの、概算で算出しています。 特に固定資産税については詳細の情報を持っていないため、概算の計算結果であることから、一定の目安だとご理解下しさい。詳細は専門家へのご相談が必須です。

シミュレーター

◆ 見方 ~出力画面①  ~元本と各年支払額~◆

 シミュレーターを実行すると下記の画像の通りの結果が出力されます。まずは表の見方について説明します。

  1. 元本
    • 元本返済額から元本が減った残り額となります。元利均等法で計算しているため、支払い開始直後の元本の減りは少ないですが、後半は元本の減りが増えていきます。
  2. 元本返済額
    • 元利均等法で元本分の年間の返済額となります。
  3. 金利返済額
    • 元利均等法で利息分の年間の返済額となります。最初は利息の支払い割合が高いですね。
  4. 管理費
    • 年間の管理費となります。インフレ率が入力されていたら、毎年のインフレ率も考慮された金額になっています。単純に月の金額に12をかけて毎年のインフレ率を上乗せさせています。
  5. 修繕費
    • 年間の修繕積立金となります。インフレ率が入力されていたら、毎年のインフレ率も考慮された金額になっています。単純に月の金額に12をかけて毎年のインフレ率を上乗せさせています。
  6. 固定資産税(建物)、固定資産税(土地)
    • 固定資産税を概算で算出しています。全く考慮しない場合と考慮した場合の最終的な支払総額は大きいと判断したため、簡単なロジックで計算しています。そのため、概算の毛色が強いです。税のことは税理士など税の専門家にご相談ください。また、住宅ローン減税などの特別な支援なども考慮されておりません。
  7. トータル支払額
    • 下記の画像では隠れてしまっていますが、表のバーを右に移動させると対象の列が現れます。この項目は年間に支払うトータルの金額となります。12で割ると毎月の支払額がわかります。(ロジックは上記の2~6の足し算)
  8. 右上に出現している3つのマーク
  9. 左ボタン(ダウンロードマーク) : 矢印があるボタンをクリックするとcsvダウンロードができます。エクセルなどでデータ分析したいときは利用ください。
  10. 真ん中ボタン(虫眼鏡) : 数値の検索機能 (あまり使わないと思いますが。。。) 数値をインプットすると対象のマスの色が変わります。
  11. 右ボタン (拡大ボタン) : 拡大してこの表のみの表示にできます。

◆ 見方 ~出力画面②  ~グラフと総支払額~◆

 次に下半分の「支出合計」について説明します。

支出合計 ~表~

この表は、上記の0年から設定した期間の各年の合計値を示しています。

例えば、例として使った、5000万円、金利0.6%、に加えてもろもろを全て足し合わせると、7450万円もしはらうこととなり、2450万円も支払額が増えていることがわかります。

7450万円を420か月(35年)で割ると17.7万円/月を35年間払い続けないといけないことがわかります。

物件価格の5000万円を420か月(35年)で割ると11.9万円/月となり、景色が全然違うことがわかります。

支出合計 ~グラフ~

 このグラフは各月に発生した支払額を積み上げたグラフになっています。つまり三角形の右上がトータルの支出額となります。上記の表と連動しています。

シミュレーター

最後に

 日銀の金融政策や銀行の貸付金利の変動のような外部環境変化、収入の変化、引っ越し、お子さんの就学など個人の環境変化によって、安心して支払える金額が異なると思います。都度、シミュレーションして見込みを分かった上で生活するのと、なんとなく不安、は心理的に全く異なると思います。

 都度本アプリを活用してもらい、購入時、借り換えなどの第一歩としてこのシミュレーターを使ってもらえればと思います。

シミュレーター

 ※ 住宅ローンを進めたり、借り換えを進めているものではございません。本シミュレーションは概算なので誤差は必ず発生します。また、検討中のプランによって前提が異なるため、結果も異なります。あくまでも参考程度にご活用下さい。

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